女子ログ よもぎ団子作り

 長かった冬もようやく終わり、私の住む奥出雲も春が訪れたように感じる暖かい日が続いている。今年の冬は積雪量も多く大変だったので、春が余計に待ち遠しかった。

 この季節の楽しみの一つは、山菜や野草摘みである。田んぼ道を散歩しているだけで、フキノトウや土筆(つくし)、ヨモギ、セリなどを見つけることができる。

 この季節はここ数年、週末実家に帰ると幼いおいっ子やめいっ子と家の周りを散歩し、そういったものを見つけるのが習慣になっている。先日も実家に帰ると、おいっ子たちがよもぎを摘んでいた。そして、そのよもぎでおやつにお団子を作ることになった。粉をこね、湯がいて刻んだよもぎを混ぜると鮮やかな緑色になる。それを丸めて、湯がき、きな粉をまぶすと出来上がりである。

 「私は混ぜ係!」、「ぼくはゆで係!」と子どもたちも一緒に手伝ってくれる。粉まみれになりながら、時にはけんかもしながらのお団子作りである。食べるのはあっという間だが、こうやって手作りのおやつを一緒に作るのはとても楽しい。そして、普段はテレビやゲームに夢中な子どもたちも、「ヨモギ摘み?行く行く!」と言って参加してくれるので、土に触れ、自然のものを取るのは楽しいのだなとうれしくなる。季節のものを家族で作って食べることは幸せだなとしみじみ思った。

 (島根県奥出雲町・バタフライ)

2021年3月31日 無断転載禁止