女子ログ 免罪符

 3密を控え、ソーシャルディスタンス(最近ではフィジカルディスタンスと言うようだ)を守るために、気軽にできなくなったことがある。それは誰かと会話しながら長い時間食事やお茶をすることだ。

 もちろん、お店側も感染対策や換気を万全にするなど努力しているのは知っている。しかし、おいしいものを食べ親しい人と過ごしていると、ついついおしゃべりが過ぎてしまうから、多人数での食事は控えがちになってしまうし、なによりも一緒にいるのに言葉少なく食事を終える場の雰囲気を味気なく感じてしまい、人と食事をする回数はめっきり減ってしまった。

 しかしおいしいものは食べたい。おいしいものは日々の活力となるし、用意も片付けも必要なくおいしいものが出てくるのは全くもって素晴らしいことだ。そんなわけで最近の外食は一人飯である。

 一人外食のメリットを挙げるとしたら気楽でいいこと。食べたい時に食べたい店に行けばいいし、ふと通り掛かった店にふらっと入るのもまた偶然の出合いがあっていい。

 まあ一人なので会話はできないが、もの寂しくなったら誰かに食べているものの写真を送れば返事はあるので、そこまで孤独でもない。

 そんなわけで、これはお店が閉まらないようにするための経済活動の一環だからと言い訳をしながら、一人飯を堪能している今日この頃である。

 (安来市・ふかみどり)

2021年2月22日 無断転載禁止