女子ログ ぬくもりのあるメロディー

 車の助手席でうとうとしていたら、ふとラジオから懐かしい歌が流れてきた。サイモンとガーファンクルの「冬の散歩道」だった。

 小さい頃、親戚の家で叔父が持っていたCDにあった一曲だった。米国を代表するデュオだと教えてもらい、それじゃあ、と聴いてみると、どこかで耳にしたことのあるフレーズがいくつかあった。

 「冬の散歩道」は随分昔にはやった曲だ。比較的短めだけれども、イントロのギターのフレーズが小気味よくて、覚えてしまった。歌詞は歌えないけれども、ギターのフレーズを鼻歌にするのが気持ちいい。題名通り、今の季節、お散歩をしながら、たまに思い出して鼻歌を歌っている自分がいる。

 特にファンだったわけではないけど、メロディーを聴いて「あ、この曲知ってる」と思うことは結構あるが、なぜか昔の歌が多い。たぶん曲や歌詞がシンプルでぬくもりがあるからだろう。

 昔と比べて音楽を聴く時間自体が減っているから、新しい曲を耳にする機会は減った。せいぜいドラマの主題歌ぐらい。

 それはちょっとさみしい。せっかくだから家事をしながら音楽を聴くようにしようか。ただしヘッドホンは好きじゃない。スピーカーで自然に聴きたい。そういえば、CDラジカセなんてどこに行っただろうか。押し入れの中を捜してみよう。

 (浜田市・ファウスト)

2021年2月21日 無断転載禁止