女子ログ 思いの外耐えられた

 前にもこのコラムに書いた通り、私は自己嫌悪に陥るくらい、本当に飽きっぽい性格だ。

 幼い頃を振り返ってみても、習い事とかあまり長続きしないし、例えば本を読んでいたにしてもすぐに他の事に気を取られて、本の方を閉じてしまう。すると「あ、どこまで読んだっけ」となって結局途中で投げ出してしまう格好になる。

 よく考えてみると、要するに、じっとして何かをずっと続けることが苦手なのだ。

 こんな私が巣ごもり生活に耐えられるだろうかと、昨年の春はとっても不安だった。外出はしないように、家でじっとして黙々と何かをしている姿が想像できなかったのだ。

 でもそんな考えは結局のところ取り越し苦労だった。録画したままそのままになっていたテレビ番組の整理をしたり、積ん読になった本や、再読しようと本棚の手前に置いたままになっていた本を開いたりするうちに、時間はすぐにたってしまった。

 気を取られるような他の要素はきわめて少ないおかげだった。巣ごもり生活も悪くない。都会と違って、こちらでは緊急事態宣言は出ていないが、今も自宅でゆっくりゆったり過ごしている。

(米子市・カーム)

2021年2月13日 無断転載禁止