子連れOKオフィス開所 雲南市と民間が連携

子どもを膝の上に乗せ、仕事をする母親たち
 母親が子連れで働けるオフィスが島根県雲南市三刀屋町三刀屋の交流施設・ほほ笑み内に完成し21日、現地で開所式があった。母親が安心して働ける職場を提供し、近隣自治体からの移住につなげたい考え。

 オフィス整備にあたり、子育て世代の定住促進を図る雲南市と、ネット広告支援を手掛け、子連れオフィスを県外で展開する「LIFULL FaM(ライフルファム)」(東京都)、ほほ笑みを運営する三刀屋地区まちづくり協議会の3者が、連携協定を結んでいた。

 木造2階建ての施設1階の和室(計26平方メートル)を改修。ワークスペースと子どもたちが過ごすキッズスペース、授乳スペースを備える。関連費用約200万円は市が負担した。

 ライフル社が受注した不動産関連業務などを請け負う。すでに20~30代の母親5人が働いており、同市大東町南村の古谷日菜子さん(29)は「子どもの体調不良など突発的な休みへの理解も得やすいし、フォローもできる」と話した。

 21年度以降は、ライフル社の直営を含め運営体制を検討する。

2021年1月22日 無断転載禁止