バイデン米大統領「国難に結束」 政策転換、パリ協定復帰へ

 就任式で演説するバイデン米新大統領=20日、ワシントンの連邦議会議事堂(AP=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は20日の就任演説で、新型コロナや深刻化する社会の分断などの国難に言及し「われわれは一緒になって乗り越える」と結束を訴えた。バイデン政権は同日、トランプ前政権が離脱した地球温暖化対策の枠組み「パリ協定」への復帰手続きを進めることを指示する文書に署名し、政策転換に着手。米国第一主義から国際協調路線への回帰に踏み出した。

 演説でバイデン氏は「民主主義が勝利した」と宣言。社会の分断は根深いと指摘し「国民の結束を取り戻すことに全霊を尽くす」と強調、米国で高まった白人至上主義や過激主義に「正面から取り組み打ち負かす」と述べた。

共同通信社 2021年1月21日 無断転載禁止