女子ログ 久々に手書きの手紙

 人づてに知人が骨折で入院したと聞いた。ご無沙汰ばっかりしていたこともあったし、入院生活は暇を持て余し気味になると、自分の経験から分かっていたので、さっそくお見舞いに行こうと思った。

 知人に病室を聞いたのだが、返ってきた答えは「コロナで面会禁止だって。見舞いはできないよ」。思わず「え、感染したの?」と驚いてしまった。

 これは私の早とちりだった。病院内の感染を防ぐため、病棟へは外からの立ち入りを控えてもらうということだった。

 お見舞いの品や差し入れは病院の職員さんや看護師の人を通じて渡すことはできるそうで、さっそく見舞いの品を選んで持って行った。

 丁寧な応対の看護師さんで安心したのだが、それでも会えないということが、こんなにもどかしいものだとは思わなかった。

 お見舞いで会えないのさえ、こんなふうに思うのだから、お亡くなりになった患者さんの遺族の方は、どんなにつらいことだろうか。昨年、志村けんさんや岡江久美子さんが亡くなったときのご遺族の言葉が思い出された。

 メールや電話は可能とのことだが、ここは一つ手書きの手紙を書こうと思い立ち、便箋や封筒を探しに文具店に行った。今うなりながら文面を考えているところだ。

(松江市・アルペジオ)

2021年1月17日 無断転載禁止