女子ログ 小さなかまくら

 久々の大雪になり、さすがのものぐさな私たち夫婦も足元が危ないとみて、除雪用のスコップを家の奥の方から取り出した。運動不足解消にもなるかな、と思っていたが、少々甘かった。

 いつもの習慣でマスクをしていたのだが、すぐに息が切れてきて、苦しくなってきた。そして「ふう~っ」と深呼吸すると、見る見るうちに顔が汗ばんできた。気温が零度前後だと、雪もカチカチになり、スコップでどけるのは、かなり難儀だ。

 無理はしないでおこうと、夫婦共々すぐに休憩。中に入ってコーヒーを飲んで、ひと息入れてから作業再開なのだが、その間にまた雪が積もっていたりして気持ちがなえてしまう。

 同じように町のあちこちでは雪かきをして、道の横には雪がこんもり積んである。小さな子どもがいる家なのだろうか。その雪でかまくらを作っているところも結構見掛けた。

 このところ、暖冬続きだったし、中には初めて雪遊びをする子どももいるかもしれない。

 東北のような大きなものは作れないし、入ったこともないけれど、身をかがめて入るような小さなかまくらでも子どもにとっては楽しいし、「案外あったかいんだね」と貴重な体験もできる。昔の私がそうだったように。

 (米子市・醸)

2021年1月16日 無断転載禁止