女子ログ 思い出した!

 テレビを見ていたら、北海道かどこかの雪原が映し出された。すると中学生の娘が「どっかで見たことあるなあ」と言い出した。

 娘には申し訳ないのだが、あまり遠くの旅行には連れて行ってやっていない。ましてや北海道は残念ながら私や夫も行ったことはない。なのに娘には既視感があるのはなぜだろう?

 娘がいうには「だだっ広い雪の原で遊んだような記憶がある」。私は「えー、そんなところ行ったことあったっけ?」と思っていたら、夫が思い出してくれた。

 まだ娘が保育園児だった頃だ。鳥取県の鏡ケ成のスキー場に行って、一日中そり遊びをさせたのだった。

 雪は1メートル以上。スキー場に行くまでは葉っぱの落ちたブナ林が道沿いに続いていた。スキー場を含めて周辺は見通しが良く、まさに雪原という感じだった。

 すっかり忘れてしまっていたが、確かに楽しい体験だった。でも普段まちなかで雪がないところに住んでいて、頭の中のどこかにしまってしまい、見えなくなっていたのか。でも、子どもの記憶ってちょっとすごいな、と感心してしまった。

 そう思っていたら、今シーズンは年末から大雪に見舞われてしまった。娘は「もしかして私の予知?」などと調子のいいことを言っている。

(松江市・ほっとちょこ)

2021年1月15日 無断転載禁止