早期の量的緩和縮小否定 FRB議長「時期尚早」

 FRBのパウエル議長(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は14日、米景気の回復が進めばFRBが量的緩和政策の縮小を始めるとの見方について「今は出口の議論をする時ではない」と述べ、否定した。米経済の現状は「目標からはほど遠い」状態で、縮小観測は時期尚早と指摘。事実上のゼロ金利政策を含めた大規模な金融緩和を長期継続する考えを改めて強調した。

 パウエル氏は民間のオンライン討議に参加し「世界金融危機から得られた教訓は(金融緩和から)早計な撤退をしないように注意することだ」と話した。利上げ時期についても「時が来れば必ずするが、すぐには来ない」と説明した。

共同通信社 2021年1月15日 無断転載禁止