北朝鮮、核先制使用も排除せず バイデン米新政権に強硬路線

 北朝鮮の朝鮮労働党大会で演説する金正恩党委員長=6日、平壌(朝鮮中央通信=共同)

 【北京共同】北朝鮮メディアは9日、金正恩朝鮮労働党委員長が平壌で開催中の党大会で行った活動報告を詳報した。金氏は「核先制・報復攻撃能力」高度化の目標を提示。核の先制使用を排除していないことを明確にし、バイデン米新政権の発足を前に強硬路線を打ち出した。党大会は9日も続き、5日目に入った。党規約改正や指導部選出の議題が残っており、閉会日は明らかになっていない。

 「責任ある核保有国」として、敵対勢力が北朝鮮に核を使おうとしない限り、核兵器を「乱用しない」とも指摘。核先制使用への言及は対米けん制の狙いが大きく、技術水準も未知数だが、日米韓は警戒を強めている。

共同通信社 2021年1月9日 無断転載禁止