横浜市のカジノ住民投票案否決 誘致是非巡り

 横浜市議会は8日の本会議で、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致の是非を問う住民投票条例案を自民、公明両会派の反対多数で否決した。誘致に反対する市民団体が法定数の3倍を上回る約19万3千人分の署名を集め、条例制定を直接請求していた。

 採決前の討論で、自民会派は「軽々に市民に判断を委ねる問題ではない」と主張。立憲民主会派は「多くの市民が署名に応じた思いを受け止めるべきだ」と訴えた。賛成は、議長を除く市議85人のうち、立憲民主、共産、無所属の計34人だった。

 林文子市長は2017年の市長選で「白紙の状態」として再選したものの19年に誘致方針を表明した。

共同通信社 2021年1月8日 無断転載禁止