英政府、重症者に抗炎症薬投与へ

 【ロンドン共同】英政府は7日、新型コロナウイルス感染症の重症患者の致死率を下げたり、入院期間を短くしたりする効果が期待できるとして、2種類の抗炎症薬の使用を全国で進める方針を発表した。英国では感染拡大が収まらず、医療が逼迫しており、対策が急務となっている。

 使用されるのはトシリズマブとサリルマブ。

 英政府が助成して実施した2種類の薬の治験によると、患者が集中治療を受け始めてから24時間以内に投与した場合、投与しない場合に比べて死亡するリスクが24%下がり、集中治療を受ける期間も平均して7~10日短くて済んだ。

共同通信社 2021年1月8日 無断転載禁止