「鬼」めがけ矢放つ 物部神社で奉射祭

雪が降る中、大的に矢を的中させる射手=大田市川合町、物部神社
 勝運の神・宇摩志麻遅命(うましまじのみこと)を祭る物部神社(島根県大田市川合町)で7日、奉射祭(ぶしゃさい)が営まれた。強い風と雪の中、射手が「鬼」と書かれた直径1メートルの大的に矢を的中させ、無病息災や新型コロナウイルスの収束を願った。

 神職が墨で「鬼」と書き入れた大的を、雪化粧した境内に掲げた。大田市弓友会の会員2人が、それぞれ1本目を空に向けて放った後、2本目を約3メートル先の大的に当てた。

 射手を務めた弓友会の山本修三会長(73)=大田市川合町=は「新型コロナが収束し、今年こそは良い1年になればいいと思う」と述べた。

 地元の高校の弓道部員らによる競射では、強風の中矢が約50メートル離れた大的を捉えると、参拝客らから「すごい」という声が漏れた。

2021年1月8日 無断転載禁止