よい年になりますように 願い込めた大門松

しまね花の郷にお目見えした大門松を見上げる来園者=出雲市西新町2丁目
 新型コロナウイルス禍の中、来園者の無病息災を願う高さ11メートルの大門松が4日から、出雲市西新町2丁目の島根県花ふれあい公園「しまね花の郷」で披露されている。1月末まで。

 同園は昨年、新型コロナの影響で春と秋のフラワーフェスタや展示会など主要なイベントが軒並み中止になったことから、今年はよい年になるようにと、初めて制作した。

 門松は高さ11メートル、10メートル、8メートルの竹を5本ずつ束ねて立て、直径2.5メートルの土台には早咲きの菜の花や松、笹を飾り付けた。形も来園者の健康や長寿を願い、2番目に長い竹が外側になる「出飾り」の仕立てにしている。

 「合格」の文字と今年の干支(えと)「丑(うし)」の顔を計6千本のビオラと3色の葉ボタンで描いた縦10メートル、横16メートルの絵馬風花壇も見頃を迎え、受験生を応援している。

 親子で訪れた同市大津新崎町6丁目の杉原智恵さん(40)は「今年は帰省もできなかったので、大きな門松でようやく正月気分が味わえた」と話し、空に向かって真っすぐに伸びる竹を見上げた。

2021年1月6日 無断転載禁止