「接種遅い」仏政府に猛批判 1週間で500人、方針変更

 フランス中部ディジョンの高齢者施設で、新型コロナウイルスのワクチンの接種を受ける男性=2020年12月27日(AP=共同)

 【パリ共同】フランスで昨年末に始まった新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を巡り、約1週間で約500人しか受けておらず、遅すぎると国の対応が猛批判を浴びた。高齢者施設の入所者を優先したことが主な理由だが、既に23万人以上が接種したドイツとの差は歴然。政府は医療関係者の接種を前倒しして始めるなど、早くも方針変更を迫られた。

 フランスは諮問機関の勧告に基づき、第1段階では高齢者施設の入所者と65歳以上の施設職員に限定した。一方、ドイツは当初から感染の恐れのある医療関係者も対象とし、大型施設にワクチンセンターを設けて接種を進めた。

共同通信社 2021年1月5日 無断転載禁止