クラスターの保育園点検 倉吉で県専門家チーム

鳥取県の感染症専門家チームの点検を受けた倉吉市立関金保育園=倉吉市関金町関金宿
 鳥取県倉吉市立関金保育園(倉吉市関金町関金宿)で新型コロナウイルス感染症のクラスター(感染者集団)が発生したことを受け、鳥取県の感染症専門家チームの荒川満枝鳥取看護大教授(感染免疫学)が2日、同保育園の感染防止策を点検した。点検の結果、適切な消毒液が使われていなかった問題点を挙げた。

 陽性だった職員2人が発症日以降、症状がない日に出勤していた点も問題視。「自分が抜けたら仕事が回らないのではと思うのは分かるが、慎重に判断してほしい」と指摘した。

 このほか、食事の際に園児が座る位置について、一方向に向かって座るより、互い違いに座る方が飛沫(ひまつ)を抑えられるとアドバイスした。点検を終えた荒川教授は取材に対し「園児にマスク着用などの対策は難しいかもしれないが、できることを重ねてリスクを減らすことができる」と話した。

2021年1月3日 無断転載禁止