日本、ウイグル弾圧を米英に提供 対中懸念で情報の出所秘匿

 2019年6月、G20大阪サミットで握手するトランプ米大統領(左)と安倍首相。右は中国の習近平国家主席=大阪市

 日本政府が独自に入手した、中国でイスラム教徒の少数民族ウイグル族が強制収容された根拠となる情報を昨年、出所を明らかにしない条件で米英両政府に提供していたことが、28日までに分かった。人権問題を巡っても中国政府への圧力を強めていた米国は、これらの情報を基にウイグル族を弾圧したとして中国への非難を展開していた。日米の関係筋が明らかにした。

 中国や北朝鮮の脅威拡大を念頭に、日本政府内には米英やカナダを含む英語圏5カ国の機密共有枠組み「ファイブ・アイズ」に参加すべきだとの声が出ているが、情報面での一体化が水面下で進展している実態が明らかになった。(共同)

共同通信社 2020年12月29日 無断転載禁止