変異種、パイロットと家族が感染 都内在住、初の国内感染

 新型コロナウイルスの変異種が国内で確認された問題で記者会見する脇田隆字・国立感染症研究所長(中央)ら=26日夜、厚労省 厚生労働省

 厚生労働省は26日、英国に渡航歴のある東京都在住の30代男性と渡航歴のない20代女性が、感染力が強いとされる新型コロナウイルスの変異種に感染していたことが分かったと発表した。2人は家族で、男性は航空機のパイロットのため空港検疫の対象外だった。厚労省は女性は国内で男性からうつったとの見方を示した。国内で変異種の人から人への感染が明らかになるのは初めて。国内の変異種確認は計7人となった。

 変異種は従来より感染力が最大70%強いとの分析もある。国立感染症研究所の脇田隆字所長は記者会見で、変異種について「(感染)症例が増える可能性がある」と述べた。

共同通信社 2020年12月26日 無断転載禁止