杉田副長官が会員選考で事前協議 政府文書、学術会議幹部と

 政府は25日、日本学術会議の会員候補任命拒否問題を巡り、2017年の会員改選時に、杉田和博官房副長官が窓口となり、学術会議の幹部と選考について事前に協議していたことを示す文書を参院予算委員会理事懇談会に提出した。

 17年の人事を巡っては、政府が定員より多い候補者の名簿を提示するよう会議側に要求したことが分かっている。同年7月14日の日付が入った学術会議選考委員会の「議事進行メモ」では、定員の105人より6人多い計111人の会員候補の名簿を基に「6月29日に杉田内閣官房副長官のところへ行ってまいりました」と委員長がメンバーに説明する記述がある。

共同通信社 2020年12月25日 無断転載禁止