鳥取、コロナ対応の病床増やす 島根は医療体制調整中

 全国で新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、鳥取県が、年末年始に備え新型コロナに対応する病床数を現在の152床から204床に増やした。帰省者の往来が増す感染の急拡大でも早期に患者を受け入れられるようにする。併せて診療、検査に対応できる体制も確保し、年末年始も平時と同様の体制を整えた。

 県内では22日現在73人の感染が判明し、予定を含め8人が入院し現在病床占有率は3.9%。病床数は、初期段階の152床の占有率が4割に達した際の対応として決めていた病院の増加分を前倒しで準備。病院には、看護師のシフトの切り替えなどを申し入れた。

 年末年始の外来診療体制も確保。多くの診療所が12月30日~来年1月3日に休診しているため、医師会が運営する県内東中西部の急患診療所を中心に診療できるようにする。保健所の接触者等相談センターも24時間体制で対応し、受診先を案内する。

 検査体制も保健所や医師会、看護協会の協力で検査センターを毎日運営。県施設や民間検査機関も活用し、検体採取当日に結果が分かる体制を維持する。

 22日の定例会見で平井伸治知事は「健康と少なくとも命は絶対に守りたいという判断でこの運用となった」と説明した。

 一方、島根県の丸山達也知事は同日の定例会見で、年末年始に診療する医療機関を例年より多く確保できるよう医療関係者と調整中とした上で「診療いただく医療機関をできるだけ確保したい」と述べた。

2020年12月23日 無断転載禁止