スサマジ白星遠く リズム奪われ6連敗
バスケットボールBリーグ1部(B1)西地区6位の島根スサノオマジックは19日、ホームの鳥取市布勢、コカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパーク県民体育館の第22戦で同地区2位の琉球ゴールデンキングスに67-92で負けた。6連敗で通算8勝14敗、順位は5位となった。
10季ぶりとなる鳥取市での公式戦に臨んだ島根は、琉球の選手9人に計15本の3点シュートを決められてリズムを奪われ、第3クオーターで追い上げたものの、勢いが続かなかった。
琉球との第23戦は、20日午後1時35分から同体育館である。
◇第22戦(19日・コカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパーク県民体育館、1271人)
琉 球 92 21-8 67 島 根
16勝6敗 14-18 8勝14敗
29-23
28-18
【評】島根は序盤にリードを奪われ、追いつけなかった。
先発は阿部、ブルックス、トラビス、北川、杉浦。第1クオーター序盤は杉浦、トラビスの2点シュート、北川の3点シュートで7-2とリードするが、ゴール下の決定率を欠きつつ、ギアを上げた相手の攻撃に苦しみ、残り1分45秒までに13点を奪われて失速した。第3クオーターでトラビスがダンクを決め、途中出場の後藤が機動性のある動きを見せて一時は9点差まで追い上げた。
最終クオーターでファウルが重なり、フリースロー9本を許すなど琉球ペースとなり、点差が開いた。
3点シュートの成功率は相手の42・9%に対し、島根は30・0%にとどまった。
2020年12月20日 無断転載禁止