米副大統領がワクチン接種 公開で信頼向上図る

【ワシントン共同】ペンス米副大統領は18日、ホワイトハウスで米製薬大手ファイザーなどが開発した新型コロナウイルス感染症ワクチンを公開で接種した。ワクチンの効果や安全性への疑問が一部で根強くあることから、国民の信頼向上を図る狙い。
カレン副大統領夫人や公衆衛生政策を指揮するアダムス医務総監も共に接種した。ペンス氏はワクチン開発、認可を早期に実現したことに関し「手続き上のお役所仕事を省く一方で、手抜きはない」と強調し「安全で効果あるワクチンを確保しており、全米に配布する」と説明した。
バイデン次期大統領も公開接種に臨む考えを表明している。
共同通信社 2020年12月18日 無断転載禁止