杉田副長官が16年人事に異論 学術会議推薦の変更要求

 日本学術会議が2016年に退任会員3人の補充人事のため、後任候補に順位を付けた推薦名簿を首相官邸に示したところ、杉田和博官房副長官が差し替えを求め、順位付けに「異論」を伝えたことが17日、学術会議の内部文書や参院内閣委員会審議で判明した。杉田氏による介入が裏付けられた格好だ。学術会議側は首相の任命権を誇示する狙いと受け止めた。

 文書は学術会議が16年8月24日に開いた選考委員会の「審議参考メモ」。共産党の田村智子氏が学術会議事務局から提出を受け、今月17日の参院内閣委員会で配布した。

共同通信社 2020年12月17日 無断転載禁止