女子ログ 海苔摘み準備

 玄関前の道路に、ヒラヒラと黄色い扇が降ってきた。高台の神社の大きな銀杏が散り始めて暖房が欠かせなくなると、そろそろ海(の)苔(り)摘みのシーズンだ。

 今年は海苔島へ行く途中の道路も工事中。普段の海苔の様子も見れず、ソーシャルディスタンスで地域の人との交流も減り、当日にならないと状況が分からない状態だ。

 海苔摘みの日が予想しにくいが、そろそろ準備をしなくては。1年ぶりに押入れから装備を取り出すと、猫がライフジャケットのひもで遊び始めた。その様子を眺めつつ、一つずつ見ていくと雨がっぱがパリパリ音がしてゴワゴワする。ライフジャケットもファスナーの金具がさびて上下に動かなくなってしまっていた。10年以上使っていて愛着があるが、岩場で動きにくいのは危険なので、ついに買い替えることにした。

 早速次の日の仕事帰りに釣具屋へ行き、小走りで店内の雨がっぱ売り場を散策。救命胴衣はボンベ式が欲しかったが、高くて予算オーバー。以前と同じミカン色のベストに落ち着いた。

 後は身体のメンテナンスのため、ラジオ体操以外にマッサージやストレッチを始めた。海苔摘みは慣れない動作でよく年末にギックリ腰になるから、予防準備が大事だ。

 良い年を迎えられるよう、少しずつ鍛えながら、寒さを待ち望む日々だ。

 (出雲市・こいちゃん)

2020年12月12日 無断転載禁止