島大医学部生、コロナ感染7人に

 島根県と島根大医学部(出雲市塩冶町)が10日、学部生7人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。9日に出雲市在住の20代学生1人の陽性を確認し、10日の関係者への検査で、さらに同市在住6人の感染が分かった。年代、性別は非公表。7人は同じクラブ・サークルに所属しており、このうち6人は5日に屋外でバーベキューをしていた。県は県内3例目のクラスター(感染者集団)と認定した。

 バーベキューに参加しなかった学生1人は、4日に発症。発症前後では2、3、9日に、学部棟に隣接する付属病院で病棟実習をしていた。今後、学生の実習開始後から10日までの入院患者68人や、学生が接触した可能性がある医療スタッフにPCR検査を実施する。同病院は該当病棟の新規入院患者の受け入れを停止する以外は、通常通り診療を続ける。入院患者への面会は11日から全面的に禁止する。

 県などによると、20代学生は7日に発熱やせきなどの症状が出て、9日に抗原検査で陽性が確認された。軽症という。残る6人のうち1人は4日、3人は7日に発症したが既に回復し、2人は無症状という。

 バーベキューは3時間程度、アルコールなしで実施された。参加人数は非公表。同大は学生や教職員に対し、感染防止のため「大人数の会合」を行わないよう呼び掛けていた。10日深夜に会見した井川幹夫病院長は「多大な迷惑を掛けたことをおわびしたい」と述べた。

 県内でのクラスターは4月に松江市内の飲食店、8月に同市内の私立高校で発生。県内の累計感染者は165人となった。

2020年12月11日 無断転載禁止