鳥大医学部生の女性が感染 県内59人目の男性も同学部

2人の学生の新型コロナウイルス感染が確認された鳥取大医学部=米子市西町
 鳥取県は2日、米子市在住で鳥取大医学部生の20代女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内60人目の感染者。1日に判明した県内59人目の20代男性も同学部の学生で、女性と一緒にサークル活動や会食に参加していた。女性は11月30日と12月1日に鳥取大医学部付属病院内で臨床実習をしており、同病院は女性が立ち入った病棟の新規入院患者の受け入れを一時停止し、2日午後に予定した手術も中止し、消毒作業を実施した。

 県などによると、県内59人目の男性は11月21~23日に県外の実家に帰省。28日には計50人以上が参加したサークルに出て、その後計11人が参加した飲酒を伴う会食に出席。30日に38.7度の発熱などの症状があり、12月1日にPCR検査を受け陽性が確認された。現在37度台の発熱があるものの軽症だという。

 女性も11月28日のサークルと会食に参加。30日は病院内で臨床実習、夕方からは友人5人と飲酒を伴う会食に参加した。12月1日は病院内で臨床実習し、59人目の男性の陽性が判明したため、濃厚接触者として1日に検体を採取し、2日未明に判明した。症状はないという。

 病院によると、女性は臨床実習した2日間で手術患者1人、外来患者8人の見学をしており、直接患者との接触はなかったという。外来診療や救急外来は通常通り実施する。県によると、女性は実習中にマスク着用や手指消毒を徹底していたことから、病院関係者に濃厚接触者はいないという。

 県によると、1、2の両日にPCR検査した2人の濃厚接触者、接触者計102人は全員陰性だった。

 同病院は、新型コロナの治療や感染防止に取り組む感染症指定医療機関となっている。

2020年12月3日 無断転載禁止