女子ログ ついていく自信がない

 自宅と職場をひたすら往復し、家事と事務作業を繰り返すだけでは、体力はどんどん衰えていく。筋肉は使わないとどんどん衰えていく。それを思い知ったのが今年の2月だった。

 小学生の娘に初めてスキーを体験させた。ちょっとした臨時収入があったのと、スキーに行った友達から話を聞いた娘が「お父さん、お母さんはやったことあるの?」と聞いていたのがきっかけだった。

 朝のうちは初心者用の緩やかなゲレンデで、お父さんが付きっきりで曲がり方や止まり方を教えた。娘は転びまくり半べそ。でもこつをつかんでしまえば上達は早い。午後になったら初心者ゲレンデを「卒業」して、中級者用のゲレンデに移動し、楽しそうに滑っていた。

 逆に音を上げたのが私たち。何しろ10年以上ゲレンデとはご無沙汰だったので、初心者の娘の指導こそ何とかなったが、午後になると、普段使わない脚のあちこちの筋肉が悲鳴を上げ始めた。久々だったのでよけいな力がかかったのもあったのだろう。その後数日は脚の痛みに悩まされた。

 先日娘に「またスキーに行ける?」と聞かれた。「お金に余裕ができたらね」と答えたが、内心は娘の体力に付いていく自信がないのだ。

(出雲市・ほーほー)

2020年12月1日 無断転載禁止