女子ログ 親子で同じ趣味

 新型コロナウイルスの感染者がまたまた増えてきたが、家で過ごすことにすっかり慣れたわが家にとっては何のことはない。早々に「じゃあ、お出掛けは延期!」を決め込んだが、誰も文句は言わない。外に出ると何かとお金を使ってしまうから、ボーナス前の家計を預かる者としては、まさに「渡りに船」だ。

 もちろん、島根で感染者が大量に出ているわけではなく、あまり神経質になっては気が持たないとも思っている。

 そんな私が最近はまっているのは、実家の本棚から昔の本を見つけては、持って帰って読書にいそしむことだ。10代で読んだ本や、父親の蔵書をごそごそしながら、適当な本を探している。本代がかからない上に、小さな発見もあったりする。

 例えば、自分が最近になって買ったのと同じ本を父の本棚で見つけることだ。最近評判になったミステリー作家の過去の作品を探して買ったのだが、実家にはその作家の小説がずらりと並び、本屋以上の品ぞろえだった。

 この作家、結構通好みなのだが、しまった、買わなくても実家にあった、と悔やむ一方で、父と同じ本に興味を持ったことに、「やっぱ親子だなあ」と、悪い気はしなかった。

 (浜田市・ピルスナー)

2020年11月24日 無断転載禁止