瑞風運行に向けコロナ対策想定し訓練 鳥取砂丘砂の美術館

「トワイライトエクスプレス瑞風」の乗客が鳥取砂丘で使う長靴を受け取る流れを確認する関係者=鳥取市福部町湯山、鳥取砂丘砂の美術館
 新型コロナウイルスの影響で運休していた豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」の運行が来年2月に再開するのに備え、JR西日本が10日、立ち寄り観光先の鳥取砂丘砂の美術館(鳥取市福部町湯山)で新型コロナ対策を想定した訓練をした。関係者が入退館時の手順を確認し、乗客を迎える準備を整えた。

 瑞風は新型コロナの感染拡大の影響で、2月末から運休していたが、21年2月17日から運行を再開する。3密回避のため定員を6人減らして28人に変更。観光地への移動に使うバスを2台に増やし、空気清浄器の設置や抗菌加工を施す。

 訓練にはJR西日本関係者約30人が参加。同美術館入口では乗客役が、床の印に沿って一定の間隔を空けながら順番にサーモグラフィーカメラによる検温を受けた。出口では足のサイズを示す札を担当者に渡し、長机に準備された鳥取砂丘で使う長靴を持って外に出た。

 JR西日本鉄道本部瑞風推進事業部の橋本宏志販売担当課長は「どこまで密を避けられるかが課題。感染防止を念頭に安全なサービスを提供したい」と気を引き締めた。

 立ち寄り先訓練は再開までにJR宍道駅(松江市宍道町宍道)や室山農園(雲南市木次町寺領)でも行う。

2020年11月11日 無断転載禁止