桝水高原スキー場、今季の営業休止 コロナ安全対策困難

今季の営業休止が決まった桝水高原スキー場
 鳥取県伯耆町は4日、町施設の桝水高原スキー場(伯耆町大内)の今季の営業を休止すると発表した。新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、来場者やスタッフの感染防止と安全確保を最優先に判断した。スキー場関係者によると、シーズンを通しての営業休止は初めてとみられる。

 同スキー場は、ペアリフト1基の小さなゲレンデながら、急斜面や雪遊びゾーンがあり、上級者から初心者まで楽しめる。駐車場からゲレンデまで徒歩1分というアクセスの良さが人気で、例年は地元客をはじめ、山陽地方や四国などから約1万人が訪れる。

 今季の営業休止は、町と指定管理者のエムケイ開発が協議して決定した。

 スキー場にはリフト発券所や休憩場、レンタル窓口、レストランが入る拠点施設「桝水フィールドステーション」があり、大勢の人が訪れた場合、感染リスクの高い3密の対策が困難という。

 同スキー場を担当する町産業課商工観光室の松本政和主幹は「新型コロナさえ落ち着けば、2021年度以降は通常通りに営業したい」としている。

 県内では今季、スキー場「だいせんホワイトリゾート」(大山町)が、16基あるリフトの半分を休止するなど営業エリアを大幅に縮小する。「わかさ氷ノ山スキー場」(若桜町)と「鏡ケ成スキー場」(江府町)は通常通り営業する予定。

2020年11月5日 無断転載禁止