やっと会えたね同級生 松江高専で7カ月ぶり通常授業

7カ月ぶりの通常授業に臨む学生
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、遠隔授業や分散登校を実施していた松江工業高等専門学校(松江市西生馬町)が2日、約7カ月ぶりに通常の授業を再開した。1年生にとって実質、同級生全員がそろう初めての授業となり、友人と顔を合わせて学べる喜びを感じながら机に向かった。

 同校は4月に2日間だけ通常授業を実施した後、新型コロナの県内発生に伴い5月10日まで臨時休校した。準備期間を経て同月中旬からインターネットを使用した遠隔授業に切り替え、8月5日まで続けた。

 8月末からは、主に各学科で分かれて集中講義形式で実験や実習を行った。遠隔授業、分散登校と段階を経て後期開始の時期に合わせて通常授業に戻した。

 2日は後期の始業式後、従来通りに座学の授業や休憩時間の団らんを楽しむ学生の姿が見られた。

 電子制御工学科1年の荒木哉翔(かなと)さん(16)は「遠隔では分からない時に聞きづらかった。対面だと先生に聞きやすいし、理解度も上がる」と喜んだ。

 大津宏康校長(65)は「新型コロナが再拡大した際、いつでも遠隔授業に戻れる体制を整えている」と強調。「引き続き緊張感を持ちながら教育の質の向上に努める」と話した。

2020年11月3日 無断転載禁止