壁や天井にアートを カラオケ店が芸術家支援

稲佐の浜をモチーフにした壁画を描き上げたネゴシックスさん=出雲市駅南町3丁目、カラオケサルサ
 島根県出雲市内でカラオケ店や飲食店を展開する「HANAYA(ハナヤ)」(出雲市駅南町3丁目)が、新型コロナウイルスの影響で作品発表の機会がなくなった芸術家の支援に乗り出す。市内のカラオケルームを作品展示の場として貸し出し、壁や天井をキャンバスとして提供する。25日は第1号としてイラストレーターとしても活動する安来市出身のお笑い芸人・ネゴシックスさん(42)が壁画を描いた。

 支援の取り組みは新型コロナの影響で客が少なくなり、空いたカラオケルームがあることから、同社の金山忠行社長(43)が思い付いた。金山さんは「店でアートも楽しんでもらいたい。芸術家と協力して面白いことをやりたい」と意気込み、計9部屋をアーティストに無料で提供する。

 25日は共感したネゴシックスさんが来店。受付横の壁面に、稲佐の浜でキャラクターが出雲そばを食べ、カラオケを楽しむ壁画(縦2.5メートル、横3メートル)を、鮮やかな色合いで描いた。

 ネゴシックスさんは「弁天島の質感にこだわった。取り組みが芸術家による新たな動きのきっかけになるとうれしい」と話した。

 問い合わせは同社、電話090(1113)8710。

2020年10月26日 無断転載禁止