石見智翠館 初戦敗退 秋の高校野球中国大会第1日

【1回戦・石見智翠館-岡山学芸館】3回裏石見智翠館1死二、三塁、宮本赳希が左越え本塁打を放ち、4-0とする=県立浜山球場
 来春の選抜大会につながる、第135回秋季中国地区高校野球大会が23日、県立浜山球場と松江市営野球場で開幕した。1回戦4試合があり、石見智翠館(島根1位)は岡山学芸館(岡山3位)に7-11で逆転負け。昨年準優勝の鳥取城北(鳥取2位)は浜田(島根2位)を7-4で破った。

 宇部鴻城(山口3位)は創志学園(岡山1位)を、下関国際(山口2位)は西条農(広島3位)を下した。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開会式は中止。選手や役員など関係者は検温や手指の消毒を徹底し、原則無観客で行った。部員の家族の入場は人数を制限し、鳴り物や声を出しての応援を禁止した。

 第2日の24日は1回戦4試合があり、立正大淞南(島根3位)と米子東(鳥取1位)が対戦。矢上(島根4位)は桜ケ丘(山口1位)と、鳥取西(鳥取3位)は広島新庄(広島1位)と戦う。

石見智翠館 要所で四球、痛恨の失点

 打線が評判通りの勝負強さを発揮しながら、四球で出した走者が大事な場面で失点につながった石見智翠館。悔しい初戦敗退となった。

 186センチの長身から威力ある直球を投げる岡山学芸館の右腕・仲村竜から長打攻勢で4点を先制。好投手を三回途中でノックアウトしただけに、その後の試合運びはもったいなかった。

 五回は2死から2連続四球と三塁打で逆転された。2点差に詰め寄った直後の八回も、先頭からの2連続四球をきっかけに痛恨の2失点。「振り抜いていこう。長打を狙え」とベンチから指示が出ていた相手打線に勢いを与える結果となった。

 先発した後、再びマウンドに上がった主戦山崎琢磨は「大事なところで走者をためて、流れを悪くしてしまった」と唇をかんだ。

 主将の山崎凌夢(りむ)は「ミスが重なり、粘りきれなかった。悔しさを忘れず、冬の練習で追い込みたい」と前を向いた。投手陣は本来、制球が良く、攻撃も力のある選手がそろうだけに巻き返すチャンスは十分にある。

2020年10月24日 無断転載禁止