女子ログ 赤梨のプレゼント

 東京の親戚から、千葉県産の大きな赤梨が贈られてきた。

 今年は新型コロナウイルスの影響で、このところお互いに行き来ができず、お盆も帰省を控えていたので、県外の叔父や叔母とは顔を合わせていなかった。ならばせめて古里のものを何か贈ろうと思い、こちらから夏に魚の干物セットを贈った。これに叔父や叔母たちは大喜び。そのお返しがこのほど届いたのだった。

 早速冷蔵庫で冷やして家族でいただいたが、これは本当に大当たり。食後のデザートに切り分けた実はあっという間に家族の胃袋に消えていった。

 考えてみたら、東京の親戚から梨をもらったのは、これが初めて。贈ってくれた叔母によると、こちら山陰ではこの時期、二十世紀梨の収穫期。こちらでは梨は食べつけているから、これまで贈り物の候補にはならなかったそうだが、今回は叔母がたまたま食べた千葉県産がおいしかったので、こちらにも、と贈ってくれたそうだ。

 後で調べてみたら、千葉も梨の一大産地。甘みの強い良い赤梨がたくさんできるそうだ。こちらもすぐにお礼の電話を入れた。「本当においしかったです」と言うと、叔母もうれしそうに「じゃあ、また贈るね」。やった、コロナのおかげで秋の楽しみが一つ増えた。

 (松江市・お花畑)

2020年9月23日 無断転載禁止