緑に映える赤い爪 トウガラシ収穫

真っ赤に色づいたトウガラシを収穫する原章和さん(右)=出雲市斐川町学頭
 島根県雲南市を中心に栽培されるトウガラシが、収穫の時季を迎えている。22日も同市の農家が、出雲市斐川町に所有する畑で赤く色づいた実を摘み取った。

 15年ほど前から雲南市をはじめ奥出雲、飯南両町で栽培が広がった。同市内の農家は9月上旬に収穫を開始。貴重な国産品として、JAしまね雲南地区本部を通じて出荷し、大手食品メーカーで一味唐辛子や菓子に使われるという。

 雲南市加茂町岩倉の農業原章和さん(81)は、出雲市斐川町学頭にある3アールの畑で「鷹(たか)の爪」を栽培している。22日は、緑の葉に映える実の色づきや大きさを一つ一つ確認しながら、丁寧に摘み取った。

 収穫作業は11月中旬まで行う予定。原さんは「病気も少なく、いい出来になった。中でも良いものを選んで出荷したい」と話した。

2020年9月23日 無断転載禁止