「早く祖国に」と横田早紀江さん 加藤氏の拉致担当相兼務で

 菅内閣の発足を受け、報道陣の取材に応じる拉致被害者横田めぐみさんの母早紀江さん=16日午後、川崎市

 菅内閣が発足し、加藤勝信官房長官が拉致問題担当相兼務となったことを受け、北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさん=失踪当時(13)=の母早紀江さん(84)は16日、川崎市内の自宅マンションで報道陣の取材に応じ、「被害に遭っている人たちを早く祖国に連れ戻してください」と訴えた。

 6月にはめぐみさんの父滋さんが87歳で亡くなるなど被害者家族の高齢化が進んでいる。早紀江さんは「とにかく早くしていただかないと、親も(被害者に)会えなくなる可能性がある」と、切実な表情を浮かべた。

 加藤拉致問題担当相から午後3時ごろ電話があり、早紀江さんは「頑張ってください」と伝えた。

共同通信社 2020年9月16日 無断転載禁止