名阪電機、社員の過労認め和解 会社内で自殺、賠償金支払いも

 名古屋市の電機設備会社「名阪電機」の社員だった37歳の男性の自殺をめぐり、両親が同社などに計約1億円の損害賠償を求めた訴訟が名古屋地裁(井上泰人裁判長)で和解したことが15日、分かった。会社側が男性の過重労働を認め、慰謝料を含む賠償金を払う内容。和解は9日付。

 原告代理人によると、会社側が男性を量的、質的に過重な業務に従事させて死亡させたことを認めて謝罪し、今後の適切な労務管理を誓約する。賠償金額は明らかにしていない。

 訴状によると男性は2016年、会社内の手すりにケーブルをかけ、首をつって自殺した。名阪電機は「適切な労務管理に努める」とコメントした。

共同通信社 2020年9月16日 無断転載禁止