セキュリティー警告画面に注意

 <相談>

 パソコンでサイトを見ていたら、突然アラームが鳴り「ウイルス感染」と記されたポップアップ画面が現れた。有名ソフトウエアのロゴがあったため信用し、表示された番号に電話をかけた。片言の日本語だったが「問題解決のためにソフトウエアの購入が必要だ」と説明されたので承諾した。作業は遠隔操作で、支払いはクレジットで決済した。しかしパソコン販売店に相談すると、不要な契約だと言われた。解約したい。

 <アドバイス>

 パソコン画面に突然セキュリティー警告を表示して、利用者の不安をあおり電話をかけさせ、有料ソフトウエアの購入や、継続的なサポート契約を勧める手口です。実際にはパソコンに異常はなく、警告も偽りである可能性が高いので、事業者に連絡を取ってはいけません。この事例で表示のあったロゴは、実在する大手企業とは関係ありませんでした。

 事例のような事業者には、解約期間を設定しているところがあるため、相談者には、まずメールで解約を申し出るように助言しました。後日「解約に応じ返金するという返信が来た」と報告があり、クレジット会社に連絡をすると、請求が取り下げられたことが確認できました。この手口は、海外の事業者であることが多く、英語での解約手続きがスムーズに進まないときは、国民生活センターの越境消費者センター(CCJ)へ相談することができます。

 電話勧誘だということでクーリングオフを主張できることもあります。また、ウイルス感染が事実でなければ、不実告知で契約の取り消しを主張できる場合もあります。

 セキュリティーの警告画面が出た場合の対処法は、何もせず画面を閉じるだけです。警告画面が消えない、あるいはパソコンにソフトウエアをインストールしてしまったなどというときの対処方法は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のホームページを参考にしてください。

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 消費者ホットライン=電話188(泣き寝入りはいやや!) お近くの消費生活センターなどにつながります。

■島根県消費者センター

 電話0852(32)5916

■同石見地区相談室

 電話0856(23)3657

2020年9月4日 無断転載禁止