速報・新たに男子生徒2人が感染

 私立立正大淞南高校(松江市大庭町、北村直樹校長、生徒数309人)のサッカー部で起きた新型コロナウイルスの集団感染「スポーツクラスター」で、松江市が12日夜、新たに男子生徒2人の感染を確認したと発表した。陽性者の同居人など濃厚接触の疑いのある人への検査を引き続き進める。関連感染者は計102人となった。

 2人の症状や所属する部活動などは明らかになっていない。

 同校ではサッカー部を中心に感染が拡大。12日判明の2人を除く感染者の内訳は、サッカー部員88人、同部関係の男性教員2人、野球部員4人、一般生徒1人、サッカー部員の同居者1人、寮に出入りした70代男性、男性と同居する女性3人となっている。

 サッカー部の感染者のうち82人は同じ寮で生活し、残る6人は自宅から通学している。同部は7月下旬に大阪府、8月上旬に鳥取県と香川県に遠征。練習試合をした鳥取、香川両県の部員や教員などの検査結果は全員が陰性だった。

 市は「サッカー部と野球部の関わりは確認できていない」と説明。授業やトイレの共用を挙げ、日常の学校生活で感染が拡大した可能性が考えられるとした。

 県外出身生徒が多い立正大淞南には寮が7棟あり、全校生徒の8割を超す259人が寮に入っている。

 厚生労働省のクラスター対策班の2人が調査に着手しており、遠征先も含め、松江市と共に感染源や経路の究明を進めている。

 島根県内の感染者は累計132人となった。

2020年8月12日 無断転載禁止