平田らしさ全開 高校野球交流試合

【創成館―平田】4回裏創成館無死一塁、マウンドに集まる平田ナイン=甲子園
 2020年甲子園高校野球交流試合第2日は11日、甲子園球場で3試合が行われ、平田は創成館(長崎)に0-4で敗れた。平田は序盤の好機を逃すと、三回に先制を許した。打線は相手の3投手を打ちあぐね、散発の3安打に抑えられた。主戦古川の粘投と無失策の守備で接戦に持ち込んだ戦いぶりは見事だった。

 広島新庄は同点の五回に明光の適時二塁打で勝ち越し、天理(奈良)を4―2で破った。明豊(大分)は県岐阜商を4―2で下した。若杉が7回1失点と好投した。

 【評】平田は先発右腕古川の丁寧な投球と持ち味の堅守で食い下がった。打線が振るわず、1点が遠かった。

 古川は左打者を7人そろえた創成館打線に対し、直球は120キロ台ながら内角を果敢に攻め、100キロ台の緩い変化球も織り交ぜ粘り強く投げた。与四死球1と制球力も光ったが、終盤甘くなった球を捉えられた。守備は六回に三塁手高橋が鋭い打球をさばいて5-4-3の併殺を完成させるなど、随所で堅実な守りを見せた。

 打線は低めの変化球を見極める選球眼の良さを発揮。二回、清水の内野安打や四球などでつくった2死満塁の好機にあと一本が出ず、先制点を逃した。三回には先頭保科が中前打で出塁したが、併殺に打ち取られた。

 四回から八回までは四球による出塁のみで、反撃の糸口をつかめなかった。

2020年8月12日 無断転載禁止