安来雪辱、うれし涙 ソフトテニス女子団体 島根県高校総体代替大会

【ソフトテニス女子団体決勝・安来―松江南】積極的に攻める安来の多々納千里(右)と山根結希組=県立浜山公園テニスコート
 島根県高校夏季体育大会は25日、ソフトテニス、バレーボール、弓道、軟式野球など6競技があった。ソフトテニス女子団体は2年生中心の安来が制覇。個人は昨夏の島根県高校総体で優勝した松浦杏奈、永海知夏組(松江南)が制した。

 バレーボールの石見地区は、リーグ戦の男子が吉賀、トーナメントの女子は大田がそれぞれ優勝。弓道団体は男子が大社、女子は出雲、個人の男子は原量紀(大社)、女子は山崎百恵(大田)がそれぞれ頂点に立った。

 2校が出場した軟式野球は、決勝で浜田が隠岐島前に五回コールド勝ちした。

 26日はバスケットボール、バレーボール、ソフトボールの3競技がある。

 気持ちでつかんだ頂点

 喜びと悔しさが鮮明に分かれた。昨夏の県総体と同じ対戦となったソフトテニス女子団体決勝は、安来が松江南を破って雪辱。悔し涙の松江南とは対照的に安来はうれし涙が止まらず、2年生の前田こころ主将は「引退した先輩の気持ちも背負い戦った。本当にうれしい」とかみしめた。

 激戦の予選リーグを制し、石見智翠館との準決勝は長期戦。決勝開始は午後5時を過ぎたがメンバーの集中力は切れていなかった。

 3コート同時展開で行われた決勝は、3年生の多々納千里と2年生の山根結希のサウスポーコンビが躍動。個人優勝の松江南ペア相手に気後れはなかった。

 相手後衛を左右に揺さぶる作戦で序盤に競り合うと、前衛の山根が豊富な運動量で相手の攻撃の幅を狭めた。ゲームカウント3―2とし「気持ちで勝ったと思った」と多々納。残り1ゲームを押し切ると、隣のコートで戦う中村智美が「緊張したけど絶対に取る」と奮起し、優勝を決めた。

 県総体の優勝は1988年から遠ざかっている。2年中心のチームでつかんだ頂点。前田は「来年もう一回優勝する」とさらなる成長を誓った。

2020年7月26日 無断転載禁止