速報・雲南市男性職員コロナ感染 感染経路不明 市職員50人検査

 雲南市役所に勤める同市在住の50代男性が新型コロナウイルスに感染したと島根県が22日、発表した。同市での感染確認は初めてで県内26人目。現時点で感染経路は特定できておらず、行動歴や濃厚接触者の調査を急ぐ。県は同日、男性職員と同じ階で勤務する速水雄一市長を含む約50人へのPCR検査に着手した。

 県と市によると、男性職員は20日に息苦しさを感じたため、21日に仕事を休み医療機関を受診。PCR検査を受け、同日夜に感染が判明した。発症2日前の18、19日は外出しておらず、20日は出勤した。軽い肺炎症状があるものの軽症で、22日に県内の感染症指定医療機関に入院した。

 本庁舎3階で勤務し、市民と接触するような窓口業務は担っておらず、勤務中はマスクを着用していた。同居者がおり、幼稚園や保育所、学校や高齢者施設の利用はないという。

 県は、濃厚接触者に限らず、接触の可能性がある人を対象に幅広く検査する方針。市職員約50人への検査は22、23日で終えたいとしている。丸山達也知事は、市役所で市民と接触した可能性は低いとし「勤務内容に応じて、打ち合わせなどで接触した関係者がいれば検査をお願いする」と述べた。

 一方で、症状がある人や濃厚接触者以外で検査を受けた人や家族に対し、出勤や登校の自粛を求める動きがあることについて「感染リスクは極めて低いのに、家族が受ける影響は非常に大きい。検査を受けたいがやめようという人が出れば、われわれの調査を阻害しかねない」とし、過度な対応を控えるよう求めた。

2020年7月22日 無断転載禁止