温泉街のにぎわい創出 玉造アートボックスがリニューアル

リニューアルオープンする「玉造アートボックス」の2階を共同で借り、雑貨などを販売する田中美奈子さん(右)たち=松江市玉湯町玉造
 玉造温泉街にある複合施設「玉造アートボックス」(松江市玉湯町玉造)が18日にリニューアルオープンする。新型コロナウイルス感染拡大で入居店舗が撤退し、4月中旬から休業していたが、新たな出店者が決まり再出発する。カフェや物販を併設した安らぎ空間の新名所として、温泉街のにぎわい創出を目指す。

 同施設は玉造温泉まちデコ(同)が、廃業した旅館を借り上げて2013年に整備し、2階建ての1階に直営の土産物店を設けた。2階はカフェや地元作家が作品を展示販売する店など5店舗が入居していたが、新型コロナの影響で2店舗が撤退。緊急事態宣言を受け、4月17日から全館休業していた。

 再開に向けて出店者を探し、ともに個人で活動する編みぐるみ作家の田中美奈子さん(44)とアンティーク食器を販売する荒谷圭香さん(38)が開店を決意。2階の4区画(計約150平方メートル)を共有スペースに改め、当初から入居する「mame cafe」のオーナー内田悦子さん(41)、タイ古式マッサージ師の常松香織さん(40)と女性4人で共同運営することにした。

 個々の事業を生かした催しなども計画しており、田中さんは「地元の人や観光客が温泉以外で癒やされる場所にし、将来的にここを目指して来てもらえるようにしたい」と話した。

2020年7月17日 無断転載禁止