女子ログ テークアウトな救世主

 新型コロナウイルスの騒動で、テークアウトメニューを提供する飲食店が以前よりも増えた。飲食店にとっては苦肉の策であるだろうが、乳幼児を持つわが家にとってはありがたい。

 幼い子どもたちを連れて外食するのはなかなか大変だ。おいしい料理を目の前にしても、子どもたちはコップに、箸にお皿にと遠慮なく興味のあるものに手を伸ばす。お店のものを破損したり、お皿をひっくり返したりするんじゃないか、突然泣き叫んで授乳時間とかぶるんじゃないかなどと食べ終えるまで内心気が気でない。子どもに注意を払いながら料理を口にしても、やはりじっくりと味わうことはままならない。

 子どもが生まれる前みたいに外食をゆっくり楽しめるのは子どもたちがもう少し成長してからかなぁと半ば諦めていた。

 そんなところ、テークアウトメニューの提供が増えたので、家の中でお店の味をじっくり味わうことができる。子どもたちが騒いでも家の中なので安心だ。ご飯や汁などは家で作ったものを食べればいいし、料理をする時間と食器の洗い物も少なくて済むので、ゆったりできる時間も増えて子育てしている身としてはいいことづくめだ。

 お店でゆったりと外食を楽しむのはもう少し先になりそうだが、テークアウトにはちょくちょくわが家の救世主になりそうだ。

(鳥取県大山町・茶ノ丸)

2020年7月6日 無断転載禁止