伝え続けるバドの魅力 出雲に帰郷16年・和田さん

子どもに技術指導する和田昌親さん(中央)=出雲市平田町、平田体育館
 岐阜県大垣市や島根県出雲市などで長年にわたり、初心者や子どもにバドミントンの魅力を伝えている男性がいる。平田バドミントンクラブ代表の和田昌親さん(73)=出雲市平田町=で、会員数が100人を超える同クラブを育て、スポーツ少年団認定指導員として市内他団体の児童生徒らを指導。競技人口の拡大にも汗を流している。

 和田さんは、出雲市佐田町大呂出身。茨城県神栖市の大手化学メーカーに勤めていた1971年に社内同好会で競技を始めた。以来48年間、「取りかかりやすく、年齢を問わず気楽にできる」というバドミントンを愛する。

 大垣市では一般対象の大垣北バドミントンクラブに続き、大垣北バドミントンスポーツ少年団を設立。若葉カップ全国小学生大会に岐阜県選抜チーム代表監督・コーチとして5度の出場を果たした。試合の中で島根チームと対戦して交流が始まり「古里と強い縁を感じた」と振り返る。

 退職した2004年に帰郷し、子どもや一般対象の平田バドミントンクラブを05年に立ち上げた。最初は数人だった会員も、中学生以上だけでも現在は101人。平田体育館(出雲市平田町)を拠点に活動し、初心者でも気楽に参加できる平田ふれあいバドミントン大会や、基本を学ぶ講習会を運営している。

 ともに同クラブの礎を築いた副代表の持田祥江さん(56)=同市鹿園寺町=は「親しみやすい和田さんに引かれて入会した人もいる」と話す。

 旭丘ジュニアバドミントンクラブ(32人)、西野バドミントンスポーツ少年団(28人)も指導する和田さんは「多くの方に支えられてきた。体が続く限り平等をモットーにジュニア指導も続け地域に貢献したい」と意欲を燃やす。

2020年7月5日 無断転載禁止