初夏に願う、コロナ収束 弥栄神社で輪くぐり神事

弥栄神社の拝殿前に設けられた茅の輪をくぐる浴衣姿の参拝者=島根県津和野町後田
 島根県津和野町後田の弥栄神社(桑原秀幸宮司)で30日夕、夏の始まりを告げる「輪くぐり神事」があり、無病息災、新型コロナウイルス感染の収束を願う浴衣姿の参拝者らがカヤで作られた直径約1.5メートルの茅(ち)の輪をくぐった。

 約150年前から続くとされる神事は、祭神のスサノオノミコトが茅の輪を身に着けたところ悪病にかからなかったという言い伝えにちなみ、町ではこの日から浴衣を着始める慣習がある。

 拝殿前に設けられた茅の輪を、参拝者は「8」を描くように左回り、右回り、左回りの順に3回くぐり、無病息災を祈願。家族5人で参拝した津和野高校2年生の松浦幸美(こうみ)さん(16)は「自分自身がけがなく過ごせるよう願うとともに、コロナの一日も早い収束を願った」と話した。

2020年7月1日 無断転載禁止