コウノトリへの取り組み発表 雲南・西小6年生

取り組みについて説明する6年生たち
 国の特別天然記念物コウノトリが子育てをする人工巣塔がある雲南市立西小学校(島根県雲南市大東町仁和寺)で23日、6年生がコウノトリの生態などを学んだ取り組みについて発表した。今年は雌のひな4羽が誕生し、同日巣立つなど順調に育っており、住民とコウノトリとが共生できる環境づくりを学び、これからも進めていく。

 児童17人は、速水雄一市長ら3人に、1年生がコウノトリの大きさ調査、4年生はコウノトリが西小学校を営巣の場に選んだ理由など、1~6年生の学習内容を報告。6年生は、観察日記をつけ、校内放送で情報発信し、広報活動に重点を置いたことを説明した。

 折しも同日、今春に生まれた4羽のうち3羽が巣立ったこともあり、児童たちは、巣から飛び立った時間を盛り込んだ最新の情報を披露。愛称は全校児童から出た22案のうち、6年生が選んだ「命(みこと)」と「にしき」の2羽の愛称を速水市長に提案し、快諾された。

 岩田篤君(11)は「報告できてよかった。冬の間、田んぼに水を張ってもらうなど、餌場の確保に向け協力のお願いをしていきたい」と話した。

 一方、巣立った幼鳥は、飛び方や飛ぶ力が十分ではないため、1~2週間は巣の周辺で暮らし、親鳥から餌の取り方などを学ぶ。市教育委員会文化財課は、150メートル以上離れた場所から静かに見守るよう呼び掛けている。

2020年6月24日 無断転載禁止