古代ハス、朝日に映え 出雲・荒神谷史跡公園で見頃

所々で開花が始まった古代ハス=出雲市斐川町神庭、荒神谷史跡公園
 島根県出雲市斐川町神庭の荒神谷史跡公園で、約3千年前の地層から出土して開花した古代ハスが見頃を迎えている。朝の光を浴び、ピンク色の花と緑の葉が調和して訪れた人の心を和ませている。

 古代ハスは、ハス研究で知られる岡山県出身の大賀一郎博士(1883~1965年)が、千葉県で出土した種子から発芽させ、正式名称は「大賀ハス」という。同公園では約50アールの泥田で約5千株、5万本を栽培している。隣接する荒神谷博物館によると、12日に4輪が開花した。見頃は7月上旬まで続く。

 ハスは早朝に咲き、午後には花を閉じる。博物館広報担当の前田みのりさん(47)は、朝露が残る午前8時~9時ごろの時間帯がおすすめといい「新型コロナウイルスで大変な事があったがハスを見て癒やされてほしい」と話した。今年は恒例の荒神谷ハスまつりは中止となったが、代わりに古代ハスをテーマにした川柳を募集している。詳細は同博物館。電話0853(72)9044。

2020年6月22日 無断転載禁止