赤い宝石、鈴なり サクランボの収穫始まる

赤黒く色付き収穫期を迎えた紅さやか=島根県邑南町矢上、石見雲海農園
 島根県邑南町矢上のビニールハウスでサクランボ5品種の栽培を手掛ける石見雲海農園で、一番早く熟す「紅さやか」の収穫が始まった。赤黒く光る実を、スタッフが柄の部分から丁寧に摘み取っている。

 ハウス3棟(約35アール)で計130本を栽培されるうちほかの品種は、糖度が高い佐藤錦、紅秀峰など。紅さやかは6日から収穫され、JAを通じ広島市場に出荷される。一番人気の佐藤錦の収穫は1週間ほど遅れて収穫が始まる。

 8日朝の作業はハウス内で誘引された枝に鈴なりとなったつややかな実を、スタッフ3人が熟れ具合を確かめながら収穫。管理者の森広文昭さん(61)は「この時季しか食べられない旬の味覚を味わってほしい」と話した。

 週末の摘み取り体験もあり、新型コロナウイルスの感染防止策で検温などの協力を求めながら受け入れる。

2020年6月9日 無断転載禁止